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2017年9月 5日 (火)

亀甲牡丹錦の実生接ぎ

9月に入り秋の気配を感じるこの頃です。そこで満を持していた亀甲牡丹錦の実生接ぎを敢行しました。

穂の亀甲牡丹錦はこの四月にネットオークションで入手した種を実生したものです。                 Sp9050002
23本発芽したもののうち15本の苗が生き残っています。栴檀は双葉より芳し。このような小さな苗ですが、すでに斑入りであることがはっきりとわかるものがいくつかあります。

成長最優先でかなり多湿な環境に置いてきましたので苔がベッタリと表土を覆っています。我慢の限界に近いですね。                                     

台は袖ケ浦。               Sp9050004
昨年接ぎ木に失敗した台を肥培し、そこから出てきた子を挿し木したものです。実生の袖ケ浦より太くて短いので接ぎ木に成功した後の管理が容易です。6月に挿し木して終日陽光の当たる雨ざらしの場所に置いておきました。すでに根はしっかりと降ろしています。

接ぎ木に使用する道具は、カッターと使い捨てメス。               Sp9050006

カッターは台の切断に、メスは穂の切断に使用します。

それと、消毒用アルコール。         Sp9050007_2
カッター、メスの消毒用です。切断の都度消毒します。また新品のカッター表面には防錆油が塗布されている場合がありますので、これもこのアルコールで拭き取ります。ティシュに浸み込ませて利用します。

今回穂も台も15本でしたので一度にまとめて処理しました。

台の頭を水平にスパッとカット。周辺のテーパー付けはしませんSp9050009

穂の亀甲牡丹錦も一番太いあたりで水平にカットして次々に台に載せてゆきます。                    Sp9050011
一応維管束を意識して載せる位置を決めています。

 

風の通らぬ無人の部屋に数日放置しておきます。ゴキブリによる食害が心配ですので一応ビニル袋を覆っています。湿度もこれで保たれるでしょう。                                 

Sp9050012


さて、切り離した穂の下半身。これも捨てるには忍びない。Sp9050014

適当な袖ケ浦の台がないため、実生して育てていた短毛丸系プシスを台に使用することに。備えあれば患いなし、ですね。 Sp9050016

こちらの台はカット面が大きいため、乾燥による凹みが出るはず。そこでテーパー形状にカットしてから穂を載せました。            Sp9050018

大きな台に小さな穂なので一つの台に複数の穂を載せました。実は面倒くさくなったからです。ここまでくると性格が出て来るものです。

 

全部で29本の穂を接いだわけですが、このうち何本がうまくつながってくれるでしょうか。

15本以上:優

10~14本:良

5~9本:可

といったところです。どうか不可には成りませんように。

 

 

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コメント

おはようございます。いつも参考にさせてもらっています。
袖ケ浦の実生接ぎ実に簡単に出来るんですね。

私も袖ケ浦の実生接ぎやっていますが、今まで失敗続きだったんですが、今年になってやっと今のところ100%成功するようになりました。(まだ3本ですが。)
カキコ接ぎは失敗しました。

逆さ接ぎは実生苗無駄にしなくていいですね。
是非両方の結果ブログにアップしてください。

こんにちは。いつも楽しく読ませていただいております。

下半分の写真で、次は逆さ接ぎとは予想しましたが
数本まとめての逆さ接ぎに思わず笑ってしまいました。楽しいですね。
短毛丸はたくさんあるので、私もやってみようかしらん。(^^♪

応援ポチ。

さくたろうさん、コメントありがとうございます。
結果については今後適宜ブログに載せてゆく予定です。
接ぎ木は歯科医と同じ?で、手先の器用さと経験が決め手であると思っています。
常に台木を多く用意しておくと、気の向いたときや緊急時にすぐに作業でき便利だと思います。
さくたろうさんのブログも何時も拝見して参考にさせていただいています。
今後ともよろしくお願いいたします。

みねさん、いつもコメントありがとうございます。
短毛丸を台にした接ぎ木、成長が早くて面白いです。
唯一の欠点は台から子が次々と出て来ることです。
ところで組織培養のブログhttp://rxa04303.muragon.com/
成り行きを楽しみにしています。

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