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2017年5月18日 (木)

意外な展開になりつつある黒牡丹の逆さ接ぎ

少しセンセーショナルなタイトルですが、内容はそれほどでもないかも知れません。
 
昨年秋に黒牡丹実生二年生を接ぎ木した際、切り離した”下半身”があまりにも立派で捨てるには惜しかったため、上半身と同じく袖ケ浦の台に接ぎました。201611 
皆様ご存知のように牡丹類は上半身と下半身(塊根)とは明確に分かれています。接ぎ木作業においては当然上半身を優先しますので、ご覧のように下半身たる塊根の部分は画像のように完全な「根」でアレオーレ等は含まれていません。
 
しばらくしても塊根の穂の部分は生き生きとしており、逆さ接ぎは成功したようです。しかしここで一つの疑問が頭をもたげてきます。この塊根の部分からどのようにして黒牡丹の成長が始まるのでしょうか。
 
今年の五月初旬の姿です。↓    Sp5060062_2 
頂部(塊根の先端)が赤く変色してきました。生きてはいるようです。ここから芽を出すのかな?
 
それからさらに二週間経過後の今日…           P5180026 
接ぎ面に形成されたカルス(癒合組織)から何か黒っぽいものが伸び始めてきました。拡大してみましょう。                 P5180028 
これは紛れもなくあの黒牡丹の黒い疣の先端のように見えます。
 
穂の部分がツルリとした塊根で、新しい芽を出すきっかけ(手がかり)が無かったため、カルスを手掛かりにして新しい成長を始めたようです。生物学のことはよくわかりませんがカルスはIPS細胞のようにいろいろな組織に変化することが可能な”オールマイティーカード”のような機能を備えているのでしょうか。
 
おそらく上の現象は特異なものではなく、逆さ接ぎをよくやっている方は既に何度も経験されていることなのでしょう。しかし、経験の浅い私のようなものにはとても面白い現象に思え、少し利口になったような錯覚にさえとらわれたものです。 
 
 

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