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2016年9月 7日 (水)

期待の接ぎ木苗たち(その2)

今日は昨日に続き”期待の接ぎ木苗たち”その2 です。昨日は穂として兜を接いだ苗をご紹介しましたが、今日はその他いろいろなサボテンを穂として接いだ例をご紹介します。                                                  
 
【プセウドペクチニフェラ】 ピンポイントで台木と穂との維管束が一致できた例です。もともと1ロットの実生苗のうち一番ひ弱そうな苗を救う目的で接いだものです。                 
P9053046crop
接いだ当時はこんな姿でした。半年でこれだけ大きくなるのですから接ぎ木の威力たるや恐るべしです。       077crop
もともと穂にした苗は、へんてこな体色で、斑入りになるのかと思っていました。しかしここまで育った姿を見ると斑入りではなさそうです。むしろ刺が白いままであるのが気になるところ。プセウドペクチニフェラ変種アルビスピナ?    
 
【層雲】 最近接いだものですが、うまく接げたようです。Sp9053076
穂の層雲は、今年の3月にたにさぼ実生倶楽部さんからいただいたものを実生したものです。通常メロカクタス属のサボテンが花座を形成するまで実生してから最低5年程度かかるとみていますが、接ぎ木によりどこまで短縮できるでしょうか。興味津々です。
 
【ギガンティア(ディスコカクタス属)】 昨年7月に実生した1ロットの苗のうちの1本をこの4月に接ぎ木しました。Sp9053147_2
これも花座を形成するまでどれほどの年数かかるのか、実生苗との競争です。
 
【亀甲牡丹錦】 一群の実生苗の中から斑の出たものをピックアップして接いだものです。               Sp9053089   
まだ長径方向で2cmほどの大きさですが、きれいな斑模様が表れてきました。先々の成長が楽しみです。
 
【銀冠玉】 ”疣銀冠玉”として入手した種を由来とするものです。Sp9053094
同期の実生苗はまだ5稜で、稜の谷が「大」の字を描いていますが、接ぎ木苗は既に多くの疣が形成されています。
 
【白斜子】 実生苗の一群で成長の差が顕著になってきたため、劣勢の苗を数本接いでみました。         Sp9053164
それらの中でこの苗が一番先に動き始めました。実生苗は刺がびっしりと球体を囲んで真っ白な見かけですが、接ぎ木されたものは多少メタボ気味になりつつあり、刺の合間に球体の緑がはっきりと見えます。この先どうなりますか。
 
【菊水】 実生二年目の苗を恐る恐る接いでみました。Sp9053178
実生二年目といっても大きさは直径3mm程度ですから伸縮性包帯で圧をかけるにぎりぎりの大きさです。どうやら活着したようですが、本来遅々とした成長を見せる菊水が接ぎ木されてどのように成長してゆくのか、見てやりましょう。
 
これまで何度も申し上げていますが、接ぎ木はサボテンの3年の成長を一年で実現してしまうタイムマシンのようなものです。接ぎ木によりサボテン本来の姿が失われてしまうこともあり、無闇に行うのははばかられる面もあります。しかし、人生の後半を生きる身としてはついつい手を出してしまいたくなる”玉手箱”のようなものでもあります。どうか白い煙が出てきませんように!

 

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