2019年8月17日 (土)

銀冠玉錦の交配

このところ銀冠玉錦ネタが続いていますが、今日の銀冠玉錦は温室内にただ一つある実生由来(袖ケ浦接ぎ)の開花株です。

ネットで入手した銀冠玉錦の種の中から奇跡的に生えてきた本物の斑入りの苗。これを袖ケ浦の台に実生接ぎして三年。すでに開花株に成長し直径が4cmほどになりました。

この銀冠玉錦が開花する時期は、他の銀冠玉が一斉に開花するのと少しずれています。

今回開花したときに同時開花した銀冠玉は一株。是非もなく交互に交配作業を行いました。例によって綿棒を使用して繰り返しチョメチョメ。

 

<本日の主役> 斑ははっきりとして美しいが、模様は派手で凡庸。

Sp8160004

<そのお相手> 球体はまだ小さいが大疣の予感がする苗。実根です。

Sp8160006

1か月後には両方の苗に深紅の種鞘が上がってくるはず。本命は斑入り株に結実する種ですが、銀冠玉の方にも運が良ければ斑入りのDNAを備えた種ができる可能性もあると期待しています。

 

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2019年8月16日 (金)

ペルシダム・テリカラーの花の蜜を吸うアオバハゴロモ

台風余波の強風が吹く中、温室内で開花するコノフィツム「ペルシダム・テリカラー」に珍客が訪れていました。

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ツマグロヨコバイの仲間で「アオバハゴロモ(青羽羽衣)」です。温室の脇に咲く日光キスゲに群生していましたが、強風にあおられて温室内に飛び込んできたのでしょう。

このアオバハゴロモ、大きくはセミの仲間で口は注射針のようになっていて、植物の樹液を吸うようにできています。稲の害虫「ツマグロヨコバイ」は同じ仲間で稲作農家の敵のような存在ですね。

画像のアオバハゴロモはこの口をテリカラーの蕾の中に突っ込んで蜜を吸っているのでしょうか。

このまま手をこまねいてこの害虫に温室内に長く滞在していただくのは気分良くありません。速攻でキンチョールを噴射し、退散していただきました。

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2019年8月15日 (木)

突如現れてきた「銀紐」

きょうの主役はエキノケレウス属ウイルコキアの「銀紐」です。

数年前にネットオークションで銀紐の種を入手しました。すぐに播種しましたが一向に発芽せず、半年で断念しました。

これはここ数年実行していることですが、実生を断念した鉢の土は再利用します。上層一割が芝目土、下層が通常サボテン培養土ですが、これをブレンドしてその上に芝目土を敷き新たな実生用あるいは幼苗用の苗床にします。

この銀紐の未発芽の種が再利用用土中から発芽したようです。

烏羽玉の苗の間から出てきた銀紐。画像右端の4本です。当初、烏羽玉にしては刺が目立つし、ヒョロヒョロとして変な奴が出てきたものだと思っていました。

Sp8140252

下の画像はその拡大。育つにつれて少なくとも烏羽玉ではないと気が付きました。

Sp8140254

下の画像は別の鉢から出現してきたもの。上の画像の苗より少し成長がよろしいです。

Sp8140255

銀紐だと分かったのはごく最近のことで、それまでは育て方が分からず烏羽玉と同じ管理をせざるを得ませんでした。

これら銀紐の苗たちは盛夏になり、急に丈が高くなって来ました。画像では見えませんが地中には既に大きな塊根が形成されているはずです。当初弱々しかった”茎”の部分もかなりしっかりとしてきました。この塊根と硬い茎とが相まって、ヒョロヒョロと丈高い球体であっても用土上にしっかり直立しています。

遅れてきた発芽から2年経ちました。開花が楽しみです。あと何年かかることでしょうか。

 

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2019年8月14日 (水)

なかなか物にならない銀冠玉錦の苗

良い銀冠玉錦の苗を得ようと、ネットオークションで種を入手したり、子を吹いた銀冠玉錦の苗を購入したりと悪戦苦闘しています。

銀冠玉錦の種は蒔いてみて斑入りの苗が出て来るかどうかは運不運があり、私は不運の方の結果がほとんど。たまに斑入りらしき苗が出たときは原則袖ケ浦の台に実生接ぎします。

子を吹いた銀冠玉錦の苗は悪く言えば”安物買いの銭失い”でした。吹いた子の殆どは全斑の苗ばかりです。これらもある程度の大きさになったら袖ケ浦の台に接いでいます。斑の入り方は成長に伴い変化することが多いので、”好変”を期待しているということもありますので。

前段が長くなりましたが、それでは栽培中の銀冠玉錦を目指す接ぎ木苗たちの画像です。

Sp8140170

この苗は実生苗を接いだもの。接いだ時は良い斑の入り方をしていたので期待大でしたが、いつの間にか全斑になってしまいました。

Sp8140165

これは掻き子由来の苗。こちらは親苗の血筋そのままに全斑の中にうっすらと緑色が浮かんでいます。

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この苗は実生接ぎしたもの。接いだ当時は良い斑周りでしたが、例によって全斑に近い姿に変化。唯一の救いは頂部の疣の一つに緑色のスポットが現れてきたこと。この傾向が拡がればと期待しています。下の画像は同じ苗を別方向から撮影したものです。

 

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この株はカキ子由来です。成長点付近のみ緑色がかかっていますがこれは親譲り。多分この形態を保持して膨らんでゆきそうです。

ということで、銀冠玉錦については大苦戦。ルリ兜錦のように、多くの斑入り苗の中から良い斑模様の出た苗を選抜できるようになるのはいつの日になるのでしょうか。

 

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2019年8月13日 (火)

ベランダに生きる金盛丸:この夏絶好調

高層マンションの南向きベランダに置いているエキノプシスの金盛丸。普段はよほどのことがない限り水遣りをせず天水に任せていますが、この夏は気温が30℃を超えた7月下旬からじゃぶじゃぶ水遣りをしています。

この金盛丸というサボテンは高層マンションベランダの強風と真夏の太陽と、十分な水遣りとがとても好きなようで、本来の黄緑色のつやつやとした肌の球体を見せてくれています。また、吹いた子はどんどん増えてしまうので基本的に取り去っていましたが、ちょっと油断したすきに球体を取り囲むほどに増えてしまいました。

二つの寄せ植え鉢の現況です。

<大玉寄せ植え>

Sp8130001 Sp8130012

<中玉寄せ植え>Sp8130006 Sp8130008

中玉の鉢にはセットで底に受け皿が付属しており、そこに水が溜まります。一般的にサボテンにはこのような構造は不向きであるといわれていますが、丈夫な根を持つ金盛丸にはこのような受け皿の存在が合っているようです。

これら二鉢は一昨年の12月に植え替えしましたが、そろそろまた植え替えしなければならない状態になってきました。もう一鉢増えそうです。

 

大型台風接近の影響で、今日は一日雨が降ったり陽が差したりと不安定な天候でした。東側ベランダから都心方面を見た画像です。蛇行する多摩川の向こうに六本木や新宿副都心方面が望めます。二カ所にうっすらと雨柱が立っていました。

Sp8130010

今回の台風は雨に関心が集まっていますが風はどうなるのでしょうか。半開きにしている温室の窓を閉め切るかどうか悩ましいところです。

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2019年8月12日 (月)

亀甲牡丹錦接ぎ木苗

きょうの主役はアリオカルプス属の「亀甲牡丹錦」の袖ケ浦接ぎ木苗です。うちの温室にあるほとんどの苗はその由来を覚えているのですが、この苗はいつ実生しいつ袖ケ浦の台に接いだのか、まったく記憶がありません。

いくつか亀甲牡丹錦の苗を袖ケ浦に接いだ記憶はあるのですが、多分短期間に急速にこのような見かけの苗に化けたのでしょう。

Sp8080005_20190812202301

Sp8120005 Sp8120003 

現在苗の直径は5cm程度。今年の秋は初開花が望めそうです。

球体全体に斑模様がちりばめられて、斑入りの苗としては「上」の部に入るものであると思っております。しかし、仮に斑がないとすると全体が濃い緑色に染められた精悍な印象の亀甲牡丹になるはずで、こちらの方がチャラチャラした斑入り苗よりよほど見応えがありそうです。

まあ、贅沢を言ってもきりがありませんので、腐敗の起きやすい斑入り牡丹の袖接ぎ苗を健康に保つよう努めたいと思います。

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2019年8月11日 (日)

碧瑠璃ランポー玉大苗 真夏の開花

碧瑠璃ランポー玉の大苗が開花しました。この大苗は春から秋にかけて断続的に開花しますが、炎天下のこの時期にも遠慮することなく開花しています。

Sp8110009

この株は30年以上も前に二和園さんで購入したものです。購入時には親指の爪ほどの大きさでしたが、本来丈夫なサボテンなのでしょう。全然手間をかけない時期もありましたが、年々大きくなってきました。直径が13cmを超えたあたりから主に高さ方向にのみ伸びるようになり、現在高さが60cmほどになりました。アストロフィツム属のサボテンというより柱サボテンのような風情です。

球体が大きいので花が小さく見えますが、実際にはかなり大きな花です。

Sp8110004 Sp8110006

これまで成り行きで成長するがままに放任してきましたが、このまま高さが1mを超えるほどまで成長を続けてゆくのでしょうか。それとも自重の制限を受けてどこかに飽和点を見出すのでしょうか。温室の天井の高さは2m近くありますのでまだまだ余裕はありますが…。

 

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2019年8月10日 (土)

マミラリア属「白珠丸」大群生

小さな群生株を購入してから35年ほど経過しているマミラリア属の「白珠丸」。毎年8月になると花を咲かせますが、今年もその開花が始まりました。

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頭数を数える気が起きないほどの大群生ですが、開花数はちらほらという程度。他のマミラリアのように環状に群開することもなく、気ままにパラパラと咲きます。花期は長く、12月ごろまで。

この白珠丸、各頭から白く長く硬い刺を突き出しています。このぐらいの大きさになると毎年の植え替えも厄介ですが、新聞紙にくるんで刺の折れることを許してもらいながらなんとかこなしています。

下は2002年当時の画像です。

Sdscf0035

毎日見ていると定かには分かりませんが、こうして過去の画像と比較すると毎年頭数を増やし群生の直径も少しずつ成長を続けていることが良く分かります。

白珠丸という余りポピュラーではないサボテンですから、この大きさであれば国内のベスト10ぐらいに入っているかもしれませんね。←などと勝手な想像をしてひとりニヤニヤしている井の中の蛙です。

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2019年8月 9日 (金)

銀冠玉錦の接ぎ木苗から子を採る

銀冠玉の斑入り苗の美しさが気に入り、ネットで仕入れた「銀冠玉錦」の種を実生していますが、実際に実生してみると斑入り苗の出現率はかなり低いものです。まあ、数撃ちゃ当たる式で何とか数本の斑入り苗を育てていますが、何とも効率が悪い。

そこで、アプローチを変えて、銀冠玉錦の子吹き苗を入手してその子を掻き取り接ぎ木することで同時に複数の「銀冠玉錦」を得る方法を併用することにしました。

ネットオークションで、3本の苗を入手しました。これらは斑の入り方があまり良い状態とは言えず、銀冠玉錦としてはかなり低価格で入手することができました。

<苗1> 全斑の苗ですが、吹いた子は葉緑素のある部分を有するものが出てきています。現在子の大きさは大きなもので直径1cmほどですが、もう少し大きく育ててから接ごうと計画しています。

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<苗2> この苗も全斑ということで入手したものですが、現在何となく斑が消えつつあるような雰囲気です。しかし子は丁度よく斑の部分が分散してきています。こちらももう少し様子を見てから接ぎ木する予定です。

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<苗3> この苗は斑の部分とそうでない緑の部分との差がはっきりとしている苗です。現在大半の子は斑の部分から吹いており、ほぼ全斑の状態です。今後、緑の部分から吹いてくる子、両者の境目から吹いてくる子に期待を持っています。

Sp8050018

あと、本体が開花した際には斑のない銀冠玉と交配して種を採りたいと計画しています。

入手した3本の苗は銀冠玉錦としてはさえないものですが、何とかこれらに内在する”錦”のDNAを生かして、次代の良い苗を得たいものです。

 

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2019年8月 8日 (木)

亀甲牡丹錦の接ぎ木苗

ネットオークションで入手した「亀甲牡丹錦」の種を実生し、そのうちのいくつかを袖ケ浦の台に接いでいます。一応「斑」の出た苗を選んで接いだはずですが、接ぎ木して勢い良く成長し始めるとその斑がいつの間にか消えてゆく苗も多いようです。

<接ぎ木後1.5年経過した苗>

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1,3,4枚目の画像の苗はまだ微妙に斑らしき痕跡が残っています。二枚目の画像の苗は普通の亀甲牡丹に成り下がっています。

 

<接ぎ木後2.5年経過した苗>

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斑らしき痕跡は見当たらなくなりました。その代り、各苗とも亀甲牡丹らしさがかなり出てきました。二枚目と6枚目の多頭株も今後が楽しみです。この秋は2.5年経過苗たちの一部に初開花が見られそうです。

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2019年8月 7日 (水)

金鯱園芸種の実生苗1.5年生

昨年三月に実生した金鯱園芸種。種は千葉県の若手育種家I さんから頂いたもので、「grusonii cv curvispinus【金鯱園芸種】(ケーレス) 」とのラベルでしたので、「ケーレスから輸入した金鯱の曲がり刺変種」ぐらいの意でしょうか。

発芽してから一年半経過し、直径も2~3cm程度まで成長してきました。寄せ植え苗16本は実根、接ぎ木苗3本は袖ケ浦の台に載せています。

<寄せ植え苗>

Sp7150258_20190807200201

さすがは性質が丈夫な金鯱、同時に実生した他の強刺類より一回り大きく育っています。もうこの大きさまで育ってくれば簡単に消滅することはありません。

 

<接ぎ木苗>

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接ぎ木苗たちは大きさ(球体直径)の点では実根苗らとほとんど差はありません。しかし、画像でもわかる通り疣の一つ一つが大きく、また、刺が良く発達しています。

この金鯱たちが初開花するまで少なくともあと20年はかかるでしょう。その頃私が生きていれば90歳。いずれいつの日か種をご提供いただいたIさんの許へお里帰りさせることが、これらの金鯱にとり幸せなことになりそうです。

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2019年8月 6日 (火)

花座を形成した柱サボテン:コリオセファロケレウスアウレウス

きょうのブログの主役は「コリオセファロケレウスアウレウス」という、なが~い名前のサボテンです。本来、その名から想像できるように柱サボテンの一種です。花座を上げて来る前は、回転対称形を保つ直径10cmを超える 扁平緑色の球体から硬く長い黄金色の棘を張り出すなかなかに美しく魅力的な見かけを有するサボテンでした。

Sp8110385

 

しかし、三年前の秋に花座を上げ始めて以来、様相が一変しました。

その形状は言葉ではとてもうまく言い表せませんので画像を中心にお伝えします。

 

この方向から見ると花座付きの普通のメロカクタスのようにも見えるのですが…

Sp7280021

しかし反対側から見ると…

Sp7280018

更に別の角度から見ると…

Sp7280020 Sp7280017

つまりサボテン本来の美しさの一つである回転対称形が完璧に崩れ去っているのです。

コリオセファロケレウスアウレウスさん自身にはそれなりのご事情がおありなのでしょうが、栽培者にとっては何とも残念な変身です。

沢山の苗を育てていればその中には花座を形成しても回転対称を保つものもあるのではないかという淡い期待もあります。しかしネットでこのサボテンの画像を検索してみましたが、残念ながらそのような美しい形状を持つコリオセファロケレウスアウレウスを見出だすことはできませんでした。 

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2019年8月 5日 (月)

黒王丸接ぎ降ろしのやり直し

昨年8月に黒王丸の接ぎ降ろしをはかるため、台木5cmをつけてカットしました。この接ぎ木苗は直径3cmほどの黒王丸掻き子をかなり大きめのセレウスの台に載せて3年ほど肥培し、直径が10cmほどになったものです。同じようなサイズの二本の接ぎ木苗をカットしましたがそのうちの一本が一年を経た今でも発根してきません。

球体下部から台木にかけてペーパータオルをぐるりと巻いてプラ鉢にすっぽりと入れ、温室内通路に置いておきました。

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一年経過後の台木切り口です。腐ってはいませんが一向に発根の気配が見えません。

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そこで、台木の先端部分を切り戻して刺激を与え、再度発根を促すことにしました。

5mmほど切り戻しましたが、何となくみかけや雰囲気が悪い。

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再度、5mmほど切り戻しました。これぐらいならよいでしょう。

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傷口に発根促進剤を塗布して…

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再びペーパータオルの腰巻を施し、鉢の上に置いて温室内に戻しました。今度はうまく発根してくれるでしょうか。

 

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2019年8月 4日 (日)

灼熱下のメロ

今日は早や8月4日。すこぶる暑い日が続いています。こんな状況でも元気なのがメロカクタス属のサボテンたち。寒さに弱いとされているメロカクタスですが、その分暑さには強いのかもしれません。花座を形成している親苗はこのところ、小さな花を咲かせる横から種鞘を次々に上げてきています。

<バイエンシス> 実生2年目ぐらいの小さな苗を入手したのが2013年春。2016年に花座を上げてきました。花座に年輪に相当するような段差ができています。濃いピンク色の種鞘です。

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<姫雲> 2013年春に実生した苗です。2017年に花座を上げてきました。バイエンシスより一回り小さなサイズです。種鞘は薄いピンク色。

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これらの種は、鞘を上げてくるごとに取り除いています。そのまま放置すると、花座の上にアリやナメクジを呼び寄せたり、カビが生えて花座を変色させてしまったりと良くないことが起こるからです。

 

もし、これらの種を蒔いてやろうとのご意向をお持ちの方がおられましたら、このブログの右肩にある「メールを送信」から郵送先をご連絡ください。鞘付きのまま郵送させていただきます。

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2019年8月 3日 (土)

7/27は銀冠玉、翠冠玉の開花特異日でもありました。

8月1日のブログで「7/27は烏羽玉の開花特異日」について書きましたが、丁度その日は同じロフォフォラ属の銀冠玉、翠冠玉の開花特異日でもありました。

皆それぞれに一所懸命開花しておりました。

 

<銀冠玉> すべて袖ケ浦の接ぎ降ろし苗です。先日の交配作業が効を奏した結果、開花と同時に種鞘が上がってきている苗があります。

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<翠冠玉> これらは実生四年目の実根苗です。このくらいの時の翠冠玉は子をどんどん吹いて花も咲かせ、生物学的な絶倫状態にあるものと見えます。

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銀冠玉、及び翠冠玉は烏羽玉のように自家受粉することはないので、しっかり交配作業を施しました。これまで交配はピンセットで雄蕊をつまみとり別の苗の雌蕊に擦り付けていましたが、今回はネットでよくみられる綿棒を使用しました。花粉が良く付着するよう事前に綿棒先端を軽く水道水で湿らせてから交配作業を実施しました。当然のことですが、銀冠玉と翠冠玉との無益は交雑が起きないよう、綿棒をくどいほどに交換しています。

 

 

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2019年8月 2日 (金)

エキノカクタス属の「弁慶」

2013年5月に実生したエキノカクタス属の弁慶。6年目の今、二本の苗が残っています。一本には弁慶幼苗独特の紫色の縞模様があり、もう一本にはこれがありません。

<縞模様ありの苗>

 Sp8020004 Sp8020005   

<縞模様なしの苗>

Sp8020002 Sp8020003

縞模様なしの弁慶は最近若手育種家のIさんがFace book にアップされた「巌」によく似ています。

かつて、ネットでエキノカクタス属の「弁慶」、「巌」、「春雷」は「Echinocactus platyacanthus」の名で一括りにされる同種であることを知りました。

 そういえば、この「弁慶」の幼苗時代の姿と、現在実生1年目の「春雷」の姿も酷似しています。

<弁慶幼苗時代>

Sdscn4301

 

<春雷幼苗> 中央縦一列の灰緑色の苗です

Sp7150258

これらはいずれも数十年後、いや百年以上のちに巨大な株になっているはずで、その時どのぐらい似ているか見てみたいものであります。

 

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2019年8月 1日 (木)

7月27日は烏羽玉の開花特異日

先週土曜日の7月27日は烏羽玉の開花特異日でした。急に夏らしくなってきたので満を持していた蕾が一斉にほころんだのでしょう。

<老木たち>

Sp7270042 Sp7270041 Sp7270043 Sp7270044

<中堅苗たち>

Sp7270032

<若木たち>

Sp7270092 Sp7270093

自家受粉して手を掛けなくとも種を宿す烏羽玉たちですが、多様性を更に高めるためこの日は積極的に各世代間、各苗間の交配作業を行いました。

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2019年7月31日 (水)

ディスコカクタス属のギガンティアを接ぎ木で育てる

2015年春にディスコカクタス属のギガンティアの種を蒔きました。

2016年8月の様子です。中央縦一列の刺あるサボテンがギガンティアです。2016c

一本を袖ケ浦の台に接ぎました。接ぎ木が成功して成長開始したころです。

2016

翌2017年

2017

2018年夏に接ぎ降ろしました。発根直後植え付けたときの様子です。

2018

そして現在(2019年8月)

2019a

成長点付近から漆黒の太い刺が出始めています。しかし、ディスコカクタスたる花座はまだ出現していません。

メロカクタス属のサボテンで早いものは実生後4~5年で花座が出始めますが、ディスコカクタスはいつごろ出て来るのでしょうか。

 

 

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2019年7月30日 (火)

これはマミラリア属の「五百丸(lasiacantha)」でしょうか?

2015年7月にネットオークションで種を入手したマミラリア属の五百丸(lasiacantha)。11本発芽しましたが次々と消えてゆき最後の一本となったところで袖ケ浦に接ぎました。

2016年9月です。

S201609

その後順調に成長を重ねました。2018年8月です。

Sp1060113

アレオーレから放射状に出た細い白棘が球体全体をみっしりとつつんでいます。

この直後接ぎ降ろしました。順調に発根し、現在に至っています。Sp7150132

接ぎ降ろし後、球体の見かけが急変しています。アレオーレから放射状に出た白刺とは別にそれらの中心から一本、太い刺がどんどん出てきています。この太い刺は根元白、先端黒の色彩です。

球体上半分を見るとまるで同属の「アザラシ」のような見かけになってきました。

本来五百丸は成長すると球体全体が柔らかな綿毛に包まれた優しい姿になるはずです。

してみるとこやつは何者?

ヤフオクで入手した種自体が間違っていたのでしょうか。それとも、実生の過程でいずれか他の種類の苗と混同してしまったのでしょうか。

もう少し育ててみて、開花すれば謎が解けるかもしれません。

 

 

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2019年7月29日 (月)

銀牡丹 実生三年間の歩み

関東地方もようやく梅雨明けしました。地中で満を持していたセミたちも地表に湧き出て一斉に大合唱を始めています。例年と異なるのは、ニイニイゼミ、アブラゼミ、ミンミンゼミが同時に合唱し始めたこと。くそ暑いのに、ニイニイ、ウィニウィニ、ミンミンとうるさいことこの上ありません。

先週後半の台風襲来で一時温室を閉め切っていましたが、昨日午前中に慌てて真夏仕様に戻しました。昨年夏から思うところあり寒冷沙を使用していません。プチプチシートと不織布の組み合わせで直射をやわらげ、あとは送風機をフルに稼働させることによりサボテンたちの日焼けの防止をはかっています。もちろん温室の天井窓は全時間ほぼ開放、横窓や出入り口は猫の入ることができない程度に開放しています。

昨年は、一部のギムノを日焼けさせてしまいましたが、今年はこれらを棚下に移動することにより皆無事に夏を乗りきることが目標です。                                               

 

さて、今日のお題はペレキフォラ属の銀牡丹、実生三年間の歩みについてです。

2016年春に奈良の業者さんから購入した種を蒔きました。翌2017年8月の画像です。左隅一列の白い苗三本です。S201708

翌年8月です。ここでも左隅の三本。少し大きくなっています。

S201808

そして今年8月。皆同じような大きさ。直径1cm、高さ3cm程度です。ずっと同じ大きさの鉢ですから大きさの変化がお分かりになると思います。

Sp7250024

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ここまで来ればもう大丈夫。滅多なことで枯れることはないでしょう。

ところで昨年ガッテンさんからこの銀牡丹の接ぎ木苗を戴いています。ご覧のようによく開花します。

Sp7120324

その姿を見ると銀牡丹の別名「松毬玉」つまり松ぼっくりを思わせる佇まいです。これと比べると実生3年目の苗は極めて心もとない姿です。松ぼっくりを思わせるようになるまであと何年を要するのでしょうか。

 

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