2018年4月20日 (金)

満開のスルコちゃんたち

温室内の開花ネタに事欠かない季節になりました。まさに春たけなわのこの時期に派手な花を群開させ、ひときわ温室内で異彩を放つのがスルコレプチア属のサボテンたちです。

 

<アレナケア:親子株> 二本の苗は親子、すなわち親株とそれから吹いた子株です。このところこのブログによく登場していますが、今日が今年最大の見せ場です。                  Sp4200014

 

-親-                              Sp4200018
Sp4200022

 

-子-                      Sp4200016Sp4200020

 

 

 

<ラウシー:他人同士> 苗で入手した群生株と、実生苗で両者の血のつながりはありません。

 

-群生株- 2013年にネットオークションで入手した株です。当初から多頭株でしたがその後どんどん子を吹き、現在30以上の頭数があります。こうなるとどの頭から蕾が上がってきたのか良く分からなくなります。         Sp4200012


-実生株- 実生5年生です。実生三年目から開花し始めました。同時にその頃から子を吹き始めています。まだ子を一つ二つ吹いているだけで群生というにはほど遠いです。花は底白で群生株とは趣が少し異なります。              Sp4200039

この実生株たち、今年未だ植え替えていない残り少ないサボテンの一つです。ご覧のように球体の半分が地中に埋もれています。このように植え付けたのではなく、彼らが勝手に潜り込んでいったのです。その結果、球体下部に花をつけるこれらのサボテンの蕾はまるでタケノコのように地中から突然顔を出してきます。

ご訪問くださりありがとうございます。このブログは「にほんブログ村」の「サボテン人気ランキング」に参加しております。このブログを応援下さいます方は下のバナーへの応援の「クリック」または「タップ」をお願いいたします。

にほんブログ村 花・園芸ブログ サボテンへ
にほんブログ村

2018年4月19日 (木)

長盛丸が開花しました。

サボテン界の駄物の雄、エキノプシス属の「長盛丸」が開花しました。

Sp4180345

一株に二輪同時開花しています。ひとつずつ見てみましょう。Sp4180346


Sp4180347


上の画像の花は開ききっており、直径は15cm近くあります。ごく薄いピンク色が差しています。下の画像の花はまだ開ききっていない分ピンク色が濃いですね。

11日前はこんな姿でした。     

 Sp4070379

この苗のすぐ隣に同期実生の成長頭の苗がいます。同じく11日前の姿です。Sp4070378

こちらの方が先に咲くものと思っていましたが、今日の姿はこんな状況 ↓Sp4180344

残念! 開花が一日ずれそうです。でも、こちらも超大輪を見ることができそうです。

ご訪問くださりありがとうございます。このブログは「にほんブログ村」の「サボテン人気ランキング」に参加しております。このブログを応援下さいます方は下のバナーへの応援の「クリック」または「タップ」をお願いいたします。

にほんブログ村 花・園芸ブログ サボテンへ
にほんブログ村

2018年4月18日 (水)

黒牡丹の接ぎ木苗

袖ケ浦を台木とした接ぎ木を気まぐれなタイミングで行っています。今日はそれらの中から黒牡丹を穂に使用したケースについてお伝えします。                      

<ケース1> 一昨年秋に逆さ接ぎした苗です。もう一方の上半身を接いだ苗は上手く行かず、干からびて昇天しました。南無… 。画像上部にある赤い塊は根の跡です。              Sp4180039

逆さ接ぎした苗は接いだ当初成長点がないので、”芽”を出すきっかけをあちこちに求めた結果、多頭化するケースが多いようです。この苗の場合は5頭化しています。

<ケース2> 昨年春に実生接ぎした苗二本です。Sp4180106


Sp4180107

伊丹のY園さんから購入した「黒牡丹錦」の種から出た苗を接いだものです。どの苗も今のところ斑が出る気配は感じられません。しかし黒牡丹としては広幅の見た目の良い疣を出してくれています。

 

 

接ぎ木の促成栽培的効果か、昨年の秋には三本とも貧弱ながら開花を見せてくれました。今年は秋までに大きく成長させて、本来の立派な花を見てみたいものです。

いずれの苗も台木の長さは4cmほどと短めで、このまま穂が大きくなっていった場合、降ろすのかそのまま台木を地中に沈めて自根のような見かけにするのか迷うところです。

 

ご訪問くださりありがとうございます。このブログは「にほんブログ村」の「サボテン人気ランキング」に参加しております。このブログを応援下さいます方は下のバナーへの応援の「クリック」または「タップ」をお願いいたします。

 

にほんブログ村 花・園芸ブログ サボテンへ
にほんブログ村

2018年4月17日 (火)

瑠璃兜錦実生苗 9カ月の棚下生活の結果は?

昨年6月に大量に実生した瑠璃兜錦の苗はその後どうなっているでしょうか。7つのバットに見るのも嫌なほどの苗を植え付けましたが…

ひとつのバットは腐れが蔓延してほぼ全滅し、現在6つのバットの苗が生き残っています。

全体として生き残り率は70%程度です。Sp4160052


Sp4160053


Sp4160054


Sp4160055


Sp4160056


Sp4160057

昨年12月の頃より少し大きくなってはいますが、期待したほどの成長ではありません。

温室内のスペースの制約で、植え替え以来ずっと棚下に置いておかざるを得ませんでした。昨年秋から今年の2月ごろまでは太陽光が斜めに射してきていたため、棚下にも陽が当たり問題がありませんでしたが、季節が進むにつれて棚下に陽光が届かなくなりました。気温が上がる肝心の成長期を迎えてこれは致命的です。

4月に入り、多少不便ですが温室通路上にこれらのバットを並べて、陽光が十分に当たるように変えました。

今後は様子を見ながら薄い液肥を与えて成長を図り、斑の良否、将来性が判定できる大きさまで持ってゆく予定です。

ご訪問くださりありがとうございます。このブログは「にほんブログ村」の「サボテン人気ランキング」に参加しております。このブログを応援下さいます方は下のバナーへの応援の「クリック」または「タップ」をお願いいたします。

にほんブログ村 花・園芸ブログ サボテンへ
にほんブログ村

2018年4月16日 (月)

今日の花たち(今年4回目)

今年四回目の「今日の花たち」です。

<明石丸:エキノケレウス属> 実生4年生。昨年から開花し始めました。球体は地味ですが花はド派手です。                Sp4160021


<景清:マミラリア属> これも実生4年生。かなり前から咲き続けています。Sp4160049


<名称不明種:スルコレブチア属> 2013年春に苗で入手した苗ですから、実生して6年以上経っているはずです。毎年開花していますが、今年は特に多くの花を見せてくれています。                    Sp4160077

<アレナケア:スルコレブチア属> これも2013年春に苗で入手した苗です。4月6日のブログで多くの蕾をつけていることを記しましたが、その蕾が開きました。                    Sp4160078

<瑞鳳玉:アストロフィツム属> 実生5年生の苗。二本同時に開花しました。底赤の黄花です。こうして置いておくと自家受粉するのか、毎年種ができます。Sp4160080

<白紅司:エキノケレウス属> 刺が美しいサボテンです。花も魅力的。不思議な色です。                Sp4160084

<般若:アストロフィツム属> こぼれ種から育ち、現在直径12cmほどに育っています。大きな花をつける血筋です。                 Sp4160088


<ランポー玉:アストロフィツム属> 30年以上の古株です。花は小さめです。Sp4160092


こうしてみると今日はアストロフィツム属のサボテン開花の特異日であったようです。画像は載せていませんが多くの兜も咲いていました。

 

ご訪問くださりありがとうございます。このブログは「にほんブログ村」の「サボテン人気ランキング」に参加しております。このブログを応援下さいます方は下のバナーへの応援の「クリック」または「タップ」をお願いいたします。


にほんブログ村 花・園芸ブログ サボテンへ
にほんブログ村

2018年4月15日 (日)

不織布による温室内の調光

今年も温室の遮光には寒冷紗を使用しません。その代わり冬季に保温目的で使用していたプチプチシートの一部を遮光目的のため残しています。これで温室内には明るい光が分散されて行き渡り、サボテンたちも心地よさそうに見えます。

しかしさすがに春が過ぎるとプチプチシートのみでは陽光が強すぎると思われる種類のサボテンたちが出てきます。

そこで、棚ごとに不織布をかけたり外したりできるようにして、調光を図っています。

不織布をかけた状態の画像 ↓  手前側の棒をくるくると回せば簡単に撒上げることができます。                    Sp4140008


Sp4140009

今の時期、実生苗や牡丹類、ロフォフォラ類について適用しています。

一方帝冠、ギムノ、マミラリア類などは6月ごろから不織布を適用し始めます。Sp4140023


更に、夏場でも素ガラス越しのまま過ごさせるサボテンたちもあります。Sp4140021

これらの他にさらにいくつかの送風機の強弱などを切り替えて、狭い温室内をサボテンたちが好むであろうと思われる小気候を作り出そうと悪戦苦闘しています。

知らない人が見たら何をやっているんだろうと不思議がるでしょうね。

ご訪問くださりありがとうございます。このブログは「にほんブログ村」の「サボテン人気ランキング」に参加しております。このブログを応援下さいます方は下のバナーへの応援の「クリック」または「タップ」をお願いいたします。

 

にほんブログ村 花・園芸ブログ サボテンへ
にほんブログ村

2018年4月14日 (土)

駄物たちにも春がやってきた

いわゆる駄物と呼ばれるサボテンの代表エキノプシス類。ウニサボテンとも呼ばれ、確かにその姿を上から見るとウニそっくりに見えます。概して丈夫で成長が早く、また意外に大きな美しい花を咲かせます。これらのサボテンを直径15cm以上となるよう大きく育て、特に大きな花を群開させた姿はとても「駄物」と呼べないような美しさ、迫力に満ちたものです。

そんな”超駄物”を目指して、いくつかのエキノプシス類のサボテンを育てています。これらのサボテンも春を感じて成長を開始し、また蕾を上げてきました。

<長盛丸> 実生三年半で直径10cmを超えてきました。化け猫さんからいただいた数百粒の種を実生した苗の中から出た成長頭の苗です。実生二年目の昨年から開花し始めました。ピンクの大輪を咲かせます。                        Sp4140035

<大豪丸> たにさぼ実生倶楽部さんの第70回種をタネプレで頂いた種を実生したものですから三年生でしょうか。昨年から開花し始めました。純白の大輪を咲かせます。                   Sp4070258
 

ご覧のように球体に刺が無いので台木用に重宝します。昨年採れた種を実生して大量に台木を養成しています。幼苗にはまだ刺があるのですね。                    P4140016


 

以下は、今年の二月に岡山県のMさんから譲っていただいた苗たちです。譲っていただいた当時の画像はこちら

<短毛丸(白花)> 球体はまだ思い描いていたようには膨らんできていません。新しい用土に驚いて、根が十分に張っていないのでしょうか。花芽は膨らみつつあります。          
Sp4140026


Sp4140027

<短毛丸(黄花)> 子を掻き落とした苗と、子をつけたままの苗との二本があります。いずれもかなり明確に成長を開始した様子が見て取れます。蕾も上げて来ました。                 Sp4140030


Sp4140031


Sp4140033


Sp4140034


<花盛丸> 成長開始の動きは白花短毛丸と同様にまだ緩慢です。いくつかの蕾を上げてきています。                      Sp4140028


Sp4140029

かなり丈夫な種類のサボテンたちです。これから秋までの間は、水遣りの代わりに薄めの液肥をどんどん与えて最大限の成長を図ってゆきます。

ご訪問くださりありがとうございます。このブログは「にほんブログ村」の「サボテン人気ランキング」に参加しております。このブログを応援下さいます方は下のバナーへの応援の「クリック」または「タップ」をお願いいたします。



にほんブログ村 花・園芸ブログ サボテンへ
にほんブログ村

2018年4月13日 (金)

良い斑模様の新天地錦を作ろう

以前のブログでも書きました通り、2013年春に200本近く実生した”新天地錦”のうち、実際に斑の入ったのは7本の苗のみ。しかも良い斑模様の苗は一本もありませんでした。

その7本の斑入り苗がこの春蕾を上げてきました。斑の部分から出た蕾由来の種から出た苗は斑入りの確率が非常に高いといわれています。事実瑠璃兜錦では昨年全くその通りのことを経験しています。

そこで、その斑入りの確率の高い種をたくさん採れば、斑入りの率が少なくとも200本に7本という寂しいことにはならず、さらにたくさん出た斑入り苗を選別してゆけばその中には運良く良い斑模様の苗が出て来る可能性もあるのではないか、と考え着いた欲深い老人はニンマリしております。

下の画像は♀親候補としての二本です。これら二本の苗にはちょうど斑の部分に蕾を宿しています。                  Sp4070165


Sp4070387

♂親(花粉親)候補は下の画像の二本。斑の部分は少ないが蕾が多い。♀親の開花に合わせてどれかが開花してくれるのではと期待できます。Sp4070166


Sp4070167

まあ、こんな組み合わせで交配作業して上手く種が結実し、その種を蒔いて出てきた苗がある程度の大きさに成長して斑の入り方が分かる、その頃には東京オリンピックはとうに終わっているでしょうね。気の長い話ではあります。

ご訪問くださりありがとうございます。このブログは「にほんブログ村」の「サボテン人気ランキング」に参加しております。このブログを応援下さいます方は下のバナーへの応援の「クリック」または「タップ」をお願いいたします。

 

にほんブログ村 花・園芸ブログ サボテンへ
にほんブログ村

2018年4月12日 (木)

リトープス実生苗の中から出てきた変な苗

今年1月にサクシードから入手したリトープスの種を室内で実生しています。

3カ月経過し10数種のリトープスが元気に成長しています。

P4120001

そのうちの一つ、「Lithops lesliei cv albinica C 36a」の苗の中に一本、他の苗とは似ても似つかない個体が出てきました。

Sp4120006

全体が緑色の苗の中、一本だけピンク色の苗があります。(画像右上)

拡大撮影してみました。熟したイチジクのような見かけです。                  Sp4100002

画像ではうまく色が表現できていませんが、ルーペで拡大してみるといわゆる玉虫色に光っています。色素を失ったアルビノの個体にうっすらとピンク色がかかり、更にまだ細胞一つ一つが大きいので不思議な感じに光って見えるのかもしれません。

このまま育てたら凡庸なリトープスの苗になってゆくのか、それともみにくいアヒルの子が白鳥に化けるのか。可能性としては前者の方が高いでしょうが、そんなことを想像しながら栽培することができるのも実生の楽しみの一つですね。

ご訪問くださりありがとうございます。このブログは「にほんブログ村」の「サボテン人気ランキング」に参加しております。このブログを応援下さいます方は下のバナーへの応援の「クリック」または「タップ」をお願いいたします。

 

にほんブログ村 花・園芸ブログ サボテンへ
にほんブログ村

2018年4月10日 (火)

実生五年生の太平丸類の苗が120本

春の植え替えも終盤に近付きました。植え替えていて、あれ、こんなにたくさんの苗があるんだと思ったのが太平丸の一族。 太平丸、花王丸、小平丸、雷帝、翠平丸などを含んでいます。 平大鉢7つに目一杯あります。                                         

 Sp4070023


Sp4070024


Sp4070025


Sp4070026


Sp4070027


Sp4070028

全部で120本近くありました。大半が5年前の春に実生したものです。当時太平丸類の種は発芽率が低いと聞いていたものですから、歩留まりを考えて大量の種を蒔きました。

実際には予想以上の数が発芽し、その後も昇天する苗も少なくうちの温室では兜丸に次ぐ大部隊になってしまいました。

画像ではわかりにくいですが、まだ大きな苗で直径4cm足らずでサボテンの中でも成長はかなり遅い方です。そのため、接ぎ木で育てていらっしゃる方も多いようです。

小さな苗のうちは特徴がない地味なサボテンであまり注目しませんでしたが、直径3cmを超え刺も立派なものを出してくるとなかなか魅力的なサボテンに見えてきたのが不思議です。

今後ともあまり成長を急がず、実根のままじっくりと育ててゆきたいものです。

 

ご訪問くださりありがとうございます。このブログは「にほんブログ村」の「サボテン人気ランキング」に参加しております。このブログを応援下さいます方は下のバナーへの応援の「クリック」または「タップ」をお願いいたします。

 

にほんブログ村 花・園芸ブログ サボテンへ
にほんブログ村

«エスコバリア属の「ダシアカンサ」が開花しました。

無料ブログはココログ