2017年3月26日 (日)

マミラリア属「ナザセンシス」

マミラリア属の「ナザセンシス」(Mammillaria pennispinosa v. nazasensis)が開花中です。扁平な球体に赤のかぎ刺と純白の側刺、そして薄黄色の大き目な花。小さな中にとてもバランスのとれた美しさを感じさせてくれます。
 
S0325 
 
まだ球体の直径は刺を含めても4cm程度です。この大きさで開花しているのですからマミラリア属の中でも小型の種類なのでしょう。子吹きしそうな雰囲気を感じますがもしそうなら形良い群生になってほしいものです。
 
もう少しこのサボテンの素性を知りたくて、原色サボテン辞典を紐解いてみました。 ナザセンシスそのものはありませんでしたが、「陽炎」 (Mammillaria pennispinosa krainz)があり、その画像はナザセンシスに瓜二つです。してみるとナザセンシスは陽炎の変種ということでしょうか。
 
陽炎の説明として「扁平型、径3.5cm、高さ3.5cm」とあります。ということはこのナザセンシスはもう成球の域に達しているようです。
 
 
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2017年3月25日 (土)

春のブルビネ メセンブリアンテモイデス

一昨年秋に実生したブルビネ メセンブリアンテモイデス。4本の苗が育ち、この春それぞれの苗が花芽をつけています。
 
P3250332_2 P3250335 Sp3250333 Sp3250334 
 
 
最近人気絶頂のハオルチアに似ていますが別の属の植物です。 サボテン用の用土を転用していますが、かなりメタボな姿になりました。まあ、それはそれなりに良い見かけだと思って自己満足しています。
 
このところ、葉先が潰れその部分に透明な「窓」が 形成されています。これがこのブルビネの特徴で、見ようによっては砂糖菓子のように感じる人もいるようです。
 
小さな黄色の花が咲いていますが、はっきり言って貧相な花です。画像には花軸のみ写っています。4本の苗があればいつでも交配できるぐらいに咲きそろいますので、今年は種採りは見送りました。
 
1年と半年で3号鉢にちょうど良い大きさまで育ちましたが、今後どのように大きくなってゆくのか興味があります。このまま葉数をどんどん増やして径を大きくしてゆくのでしょうか。それとも子を吹いて群生株に変身してゆくのでしょうか。このような想像をめぐらすことができるのも、余りポピュラーではない種類を実生する楽しみの一つです。
 
 
 

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2017年3月24日 (金)

温室の春の衣替え

三月も下旬になり、晴れた日には温室内の気温が40℃を超えることも多くなってきました。              Sp3240017 
 
昨年12月初旬に温室内の温度がなるべく高く保てるよう、プチプチシートで内面側五面を内張し、北側にはさらにアルミ蒸着シートを張り渡していました。
 
冬仕様温室の北側からの画像です。 Spc080004
 
今日はとりあえず北側のアルミ蒸着シートを撤去しました。プチプチシートはそのままにしています。                         Sp3240013 Sp3240012 
 
プチプチシートを残しているのは太陽光を散乱して柔らかなものにする効果があるからです。しかし温室に設置されている天窓が高温になって解放されても温室内はプチプチシートで密閉されているので高くなりすぎた空気は逃げ場がありません。この対策として、天面側のシートは4月に入ったら一部を切り開いて温室内上下方向の空気の流通を図ります。
 
このプチプチシートを透過する状態でも4月になると温室内の太陽光は一年目の実生苗や牡丹類にとっては強すぎるものになります。そこで、実生苗や牡丹類を置いている棚の部分は不織布の二重張りシートで被うことにしています。Sp3240014 Sp3240015 
 
こんな作業している横で、今日もサボテンたちの開花が盛んです。          
 
<白鯱>                       P3200064 
 
 
<永岡景清>                 Sp3200065 
 
 
<月世界>                    Sp3200066
 

 

 

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2017年3月23日 (木)

群生株になったマミラリア属の「白美人」が開花

二年前に子を吹き始めたマミラリア属の「白美人」、大きな群生株になりこの春の開花を迎えました。
 
Sp3200029 
 
別角度から。                Sp3200034 
 
この数年で子持ち”美人”に大変身した白美人。その激変ぶりを画像で振り返ってみましょう。
 
 
<2013年4月> この頃から丁寧な栽培を心がけました。            20134
 
<2014年4月> 一年間の栽培に応えてくれました。            20144
 
<2014年12月> 夏の間に高さ方向に成長し、スラリとした美人に変身。           
201412
 
<2015年5月> あら! できちゃったわ ♪                 Dscn9239
 
<2015年10月> 子らは順調に育っています。                Dscn0541
 
 
<2016年3月> 子にも花が。                  Sdscn0141 
 
 
かくして、すらりと背の高い色白の美人が、この三年で子沢山の子持ち美人に変身しました
 
 
 

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2017年3月22日 (水)

今年も大統領が開花しました。

花にも刺にも見どころ満載のテロカクタス属「大統領」。今年も開花です。Sp3200068 Sp3200070 Sp3200074_3 
 
ピンク色の花びらの付け根は濃い緋色で、サボテン界にあってもなかなかない色合いです。
 
この大統領、正式には (Telocactus bicolor v.schotii VCA  2 Hudspeth Co., TX)なる名前付きです。大統領の変種です。原色サボテン辞典では「ショッティー」と名付けられています。これも松江市の I さんからいただいたものです。
 
この大統領、現在の大きさは径3cm、高さ5cm程度ですが、大きくなると径10cm、高さ20cmほどになるらしい。そうなると一度にたくさんの花を咲かせるかもしれません。見事でしょうね。
 
 

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2017年3月21日 (火)

ツルビニカルプス属「長城丸」が満開です。

ツルビニカルプス属の「長城丸」群生株が満開の花を咲かせています。ツルビニカルプスの開花といえば早春の風物詩のようなイメージがありますが、長城丸の開花は他のツルビニより少し遅いようです。
 
Sp3200006 
 
この群生株は30数年前に五十鈴園さんから通信販売で購入したものです。入手時は単頭でしたが、年月を経て主頭の周りグルリに七つの子を吹いています。成長遅い長城丸のこと、このような群生株になるにはただただ長い年月を待つよりありません。よくぞ30年以上劣悪な環境を生き抜いてくれました。
 
Sp3200008_2 
 
花は赤い中筋あるピンク色。典型的なツルビニの花です。
 
この群生の長城丸のほかに、実生の「黄刺長城丸」を育てています。こちらも今開花の最中です。                    Sp3200022 
 
2013年の三月に実生したこの黄刺長城丸、標準の長城丸と比較すると確かにその名の通り刺色がやや薄い黄色です。
P3200024_2 
 
花色は赤い中筋の幅がやや広い分標準の長城丸より色濃く見えます。この程度は個体差の範囲かも知れません。
 
普段は地味で温室内ではなかなか目立たない長城丸ですが、一年のうち春のこの時期にだけ、綺麗な花を咲かせてその存在感を示してくれます。
 
 

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2017年3月20日 (月)

エスコバリア属「ダシャカンサ」 咲く

エスコバリア属の「ダシャカンサ」(Escobaria dasyacantha)HK380が中筋の入ったオレンジ色の美しい花を咲かせています。  
 
Sp3180318 
 
玄人受けしそうな、なかなか渋い姿のサボテンです。このダシャカンサ、2015年の夏に松江市の I さんからいただいたものです。
 
当時の姿です。
Hk380 
 
一度植え替えをしていますが同じ鉢に植えています。両画像を比較してみるとかなり成長旺盛なサボテンですね。見かけからは高山性のサボテンのように見え、ゆっくりとした成長を想像していたのですが意外でした。                                
 
エスコバリア属のサボテンは、うちの温室ではこのダシャカンサのみ。おっかなびっくりの育成でしたが、拍子抜けするような旺盛な成長ぶりでした。
 
よく見ると雌蕊の柱頭が緑です。この点エキノケレウス属と通じるところがあり、白紅司(Ec hinocereus chloranthus v.russanthus(Wenig.) Lemb ex G. Rowley )に草姿が似ているようにも見えます。
 
 

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2017年3月19日 (日)

精巧殿古株の開花

ツルビニカルプス属の精巧殿古株が開花しました。
 
30年以上前に二和園さんで入手したものです。どの程度歳をとった精巧殿を「古株」と呼んでいいのかよくわかりませんが、少なくとも30年以上経っている株ですし、ネット上でもこのような年取った精巧殿はあまり見たことはありませんので、古株といっても問題ないでしょう。
 
Sp3180666 
 
球体の下三分の二が老化で茶膜が張っています。手抜き栽培による不遇の時期や、カイガラムシの食害の跡など、これまでのこのサボテンの履歴が球体の下から層状に刻まれています。
 
この精巧殿、根は袖ケ浦です。それがこれまで長生きしてきた理由の一つであるような気がします。二和園さんで購入したとき園主さんが「これは高いよ。」とおっしゃったことが今でも思い出されます。一株百円前後の金盛丸などの中でこの精巧殿は千円でした。
 
下の画像は2009年当時開花したときのものです。Pict0011 
今より少し若さが感じられますが、既に初老の域にはいっているのでしょうか。
 
それでも一昨年、球体下部の茶膜が張っている部分から二つの子を吹きました。                  Sp6300583 
最初の画像でも主頭の向こう側にこれらの子が開花しているのが見え隠れしています。
 
老境にあって子を吹いたり、盛んに花を咲かせたり。この精巧殿は自らの寿命を悟って次世代を残そうとしているのでしょうか。あるいは単に、老いてますます盛んなだけなのでしょうか。
 
 

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2017年3月18日 (土)

春の短い成長期を迎えた太平丸

このブログで取り上げることは少ないですが、エキノカクタス属の太平丸類は結構多くの苗を育てています。2013年、2014年に何ロットかの種を蒔き幸運にも太平丸としては良好な発芽率でしたので、150本近くの苗を得ることができました。その後も昇天する苗の数は少なく、現在でも135本程度の苗が生き残っています。
 
ただ、この太平丸すこぶる成長が遅い。春の一時期だけ動きますが、あとの時期はじっと不動を決め込んでいます。それがこのブログに登場することが少ない理由ですが、今はその”春の一時期”。この機を逃しては来年まで登場の機会はありません。
 
で、本題。
 
実生して3~4年経っているのですがまだ大きなもので直径3cm程度。5つの10号長角鉢に寄せ植えしています。そのうちの二つの画像を載せます。
 
Sp3180362 
Sp3180363 
 
上の画像は小平丸の一群、下の画像では長刺太平丸の一群の寄せ植えです。多くの苗の成長点近傍に深紅の新刺が出ています。一年のうち今の時期だけ成長を見せる太平丸。深紅色の刺は太平丸の見どころの一つです。この深紅色はやがて白や茶色に変色してゆきます。
 
太平丸の成長は”slow but steady” を地で行くもので、同じエキノカクタス属「金鯱」とはえらい違いです。見どころの一つである花を見るまであと何年かかるのか、考えただけでも気の遠くなるような話です。今年は成長の悪い何本かの苗を試しに袖ケ浦やプシスに接いで成長を促してみようと考えております。
 

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2017年3月17日 (金)

ようやく動き始めたロフォフォラたち

気が付くとすでに三月中旬になっています。春たけなわですね。温室内の最高温度も連日40℃を超えるようになりました。
 
二月に一斉に植え替えを行ったロフォフォラ類も春の成長を開始したようです。  
 
<ディフューザ(翠冠玉)> 実生三年目。成長旺盛です。綿毛はまだ出ていません。                Sp3100273 
<銀冠玉> アイハルさんからいただいた種を2014年2月に蒔いたもの。したがってこれも三年生です。               Sp3100274 
この苗の特徴ですが、他の銀冠玉のように冬場になってもあまり縮みません。それでもやはりこのところの温かさで球体に張りが出てきたことは明瞭に認められます。
 
<烏羽玉> 自家産の種を蒔いたもの。これも実生3年生です。Sp3100288 
すでに開花球になっており、昨年は種も多く取れました。綿毛も豊かになりつつあります。
 
烏羽玉は自家受粉して結実しますが、ディフューザや銀冠玉は種を採るためには交配作業が必要です。幸い別系統のディフューザ、銀冠玉の開花球がありますので今年はこれらの間の交配作業で種を採りたいと思っています。
 
 

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