2017年12月10日 (日)

温室の主たち新天地に向けて旅立つ

今日はうちの温室に30年以上住み着いていた主たちが新天地に向かって旅立ってゆきました。

金鯱や王冠竜、般若など刺があって巨大な球体になるサボテンたち、ずっと育ててきて深い愛着があるのですが、いかんせん当方もそれなりの年齢になり植え替えもままならなくなってきました。このままではやがて共倒れにもなりかねません。

そこで、将来にわたりこれらの重量級温室の主たちの面倒を見てくださる若い方を探していました。幸い千葉県のI さん(10代)及び東京都のL さん(20代)がご快諾くださり、今日温室までこれらの主たちを引き取りに来ていただきました。

<金鯱・金赤竜> 金鯱一株を残し4株をお持ちいただきました。 Spc100004

<王冠竜> これも二つの子吹きとともにお持ち帰り。Spc100005

<般若> 高さ30cmほどの青般若と普通の般若4株も。Spc100003

おかげで足の踏み場もなかった温室内通路が少しすっきりしました。Spc100011

残った大株は、短刺金鯱、新天地、碧瑠璃ランポー玉の三株。これだけなら何とか一人で植替えができます。

新天地へと旅立っていった温室の主たち、若き新オーナーのもとこれから数十年に亘って更に健やかに育てられ、大きな主となることを切に願っております。

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2017年12月 9日 (土)

白斜子の接ぎ木苗と実根苗成長の比較

2013年4月に実生したソシリア属の白斜子、3年経ってもそれほど大きくなっていません。

 

昨年8月初旬の寄せ植えの姿です。           S201608

特に成長の良い右側にある5本の苗を除き、その他の苗は成長緩慢でこのまま手をこまねいていると消えてゆきそうな風情です。そのため何本かを袖ケ浦の台に接ぎ木しました。接ぎ木直後の画像です。                  P8261824


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接ぎ木苗のうちの一本は赤ダニの集中攻撃を受け昇天してしまいましたが、その他の苗は元気に成長しています。Spb280015


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Spb280111_2

大きなものは直径3cm、高さ5cmほどです。皆そこそこのメタボ苗になってしまいました。

一方実根でそのまま育てている苗は…Spb280201


こちらは直径1~1.5cm、高さ2cmといったところ。当たり前かもしれませんが接ぎ木苗にあっという間に成長の点では追い越されてしまいました。しかしこちらの方は刺がみっしりとつまっており、丈夫そうです。そういえば接ぎ木苗の方が赤ダニの攻撃に悩まされていたころ、こちらには赤ダニは寄り付きませんでした。小さな赤ダニもこれだけ刺が詰まって生えていると球体地肌に近寄りがたいのかもしれません。

 

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2017年12月 8日 (金)

銀冠玉の赤ダニ被害:全治4年か?

昨年10月に気付いた銀冠玉の赤ダニ被害。直後にダニ太郎などの薬剤散布してダニは退治しました。しかし球体表面に深く喰いついた赤ダニによる傷跡、一年後の今でも鮮明に残っています。

ダニの被害を受ける直前の昨年8月から現在までを画像で振り返ってみましょう。

<昨年8月> 実生三年半で青緑色の美肌を誇っていました。S201608


<9月> この時不覚にもダニの喰いつきに気が付いていませんでした。S201609

<10月> ここまで変化すればさすがに視力低下している私でも気が付きました。直後に農薬散布しました。                  S201610

<11月> ダニは退治しましたが、傷跡は深く残りました。S201611

<12月>                     S201612


<2017年3月> 成長開始とともに稜間の谷間が拡がってきました。S201703

<5月>                         S201705

<7月>                    S201707

<9月>                     S201709



<11月>                         S201711Spc070021



こうしてみると稜の”谷”の部分は綺麗になってきているのですが、”山”の部分にはまだ傷が残っているようです。昨年成長点にあった今の山の部分にまで当時ダニが喰いついていたということでしょう。

このまま行けば、傷の部分が完全に球体の下側に隠れるまでにはあと2~3年はかかりそうです。ある程度大きくなったサボテンがダニの被害を被ると、完全に傷が消えるまで3~4年を要することが分かりました。定期的な薬剤散布は欠かせませんね。


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2017年12月 7日 (木)

寒牡丹

「寒牡丹」といえば、普通には冬季に花を咲かせる牡丹(”立てば芍薬座れば牡丹”のあの牡丹です。)を言いますが、今日の牡丹はサボテンの牡丹で12月の寒中に開花し続けるものに強引にそのように名付けました。

<白花姫牡丹> 実生5年目。年々花色が白くなってきています。              Pc040002

<黒牡丹> 苗で入手した株。多分実生して8-9年を経ていると思います。この蕾、寒さの中でなかなか膨らんできません。今年は「できず」で終わるかも。                      Spc040006

<アガベ牡丹> この株は今年既に四輪の花を咲かせています。残っていた最後の蕾が今日の天気で開きました。             Spc070002

いずれも旧ロゼオカクタス属のサボテンですね。花が少なくなってきたこの時期、一段と花色が鮮やかに見えて来ます。

 

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2017年12月 6日 (水)

高層マンションのベランダで生き抜く金盛丸

今日の主役は私の住居である川崎市の高層マンションのベランダに半ば放置して栽培しているエキノプシス属の「金盛丸」についてです。

もう三年以上植え替えていませんでした。昨年9月に一輪開花したときの画像です。                  Sp9164075

水遣りは真夏に気の向いたときにやるだけ。あとは強風の時に吹き込む雨で命をつないでいます。

ひと月ほど前、気まぐれで数年ぶりに植え替えてやりました。

群生株であったものが鉢から抜くとバラバラに分解してしまいました。元には戻りませんので、一株ずつに分けて二鉢に植え付けました。

比較的大きな5株。           Spc060002

その他の8株。
Spc060004

早くも子を吹き始めました。
Spc060006

元来丈夫なサボテンですから、植替えの時期や用土などご都合主義、間に合わせで対応すればそれで十分です。

それでも来年の夏には、またあの瑞々しい黄緑色の球体と、純白の花を見せてくれるはずです。

 

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2017年12月 5日 (火)

今年の瑠璃兜錦実生苗の今

今年の6月に大量に実生した瑠璃兜錦は今どうなっているでしょうか。一つ一つは小さな苗ですが何しろ数百本あるのでそれなりに面積を取ります。すでに満杯になっている温室内で置く場所といえば棚下。その棚下で半年間のご幼少期を密かに過ごされている瑠璃兜錦幼苗様たちは今?                           Spc010001

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まだ個々の苗の良否は見て取れません、というか、多すぎてそこまで見ていられません。

まあ、斑入りの苗が多そうなのが救いです。このまま棚下で何とかこの冬を持ちこたえてもらって、来年初夏に直径1cmを超えたころ第一回目の選別を行って30~50%程度まで減らす予定です。

無機的な画像を並べた罪滅ぼしに、これらの親苗の画像を列挙します。

Spb280063


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Spb280117


-終わり-

 

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2017年12月 4日 (月)

毎年開花時期が早くなってくるツルビニカルプス属の「ラウイ」

「ラウイ」という名のサボタニはあまたあるようですが、今日はサボテンのツルビニカルプス属「ラウイ」についてです。

実生して4.5年経過、今年も開花しました。ツルビニカルプスとしてはかなり大きな球体です。                           Spc040018


Spc040020


この「ラウイ」、毎年開花時期が早まっています。

実生2年目の2015年は二月に開花しました。Dscn8157

次に咲いたのが2016年一月中旬。    
Dscn0421

そして今年は二回開花しました。年初1月の開花と冒頭にある直近12月の開花とです。

下の画像は今年一月初旬の開花です。Sp1060301

そういえば花色も次第に濃くなってきていますね。

このラウイの開花時期、基本的には「冬季」ということだと思われますので、さすがにもうこれ以上開花時期が早くなることはないと考えています。

 

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2017年12月 3日 (日)

マミラリア属「景清」 ようやく白い綿毛が豊かになってきた

今日のブログはマミラリア属の「景清」についてです。

2014年3月にネットオークションで入手した種30粒を蒔き、16本が発芽しました。

その年の11月の画像です。左側二列が景清です。左側の太平丸と寄せ植えられています。                S201411

翌2015年11月になると、…            S2015a_1

S2015a_2

寄せ植え二鉢で14本です。少し減りましたがサボテンらしくなってきました。

更に2016年11月は…                S201611
余剰苗が分譲されて出てゆき5本に。縦長に伸びています。

今年(2017年)5月は…            S201705

実生三年目で初開花しました。僅かに綿毛が出てきました。

 

そして現在…                      Spb280020

Spb280204

5本の寄せ植えを1+4に再編成して植え替えました。

ようやく目指していた綿毛が豊かになってきつつあります。雪が被ったような姿にするのが目標です。果たしてそのようになる「血」をもっていますでしょうか、景清さん。


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2017年12月 2日 (土)

エピテランサ属「月世界」の実生苗群

エピテランサ属の「月世界」は、コンパクトで白く美しい姿が好きで毎年実生しています。一つ一つが小さいため、温室内では寄せ植えの方が見栄えが良いようです。

<実生四年目> すでに開花球になっています。自家受粉するのか今年の春は真っ赤な実をたくさんつけ、多くの種をもたらしてくれました。Spb280203

<実生三年目> 大きなものは開花球になっています。Spb280202


<実生二年目> 大きさのばらつきが激しい。年々実生苗の育て方に手抜きが多くなり、雑になってきた証でしょうか。              Spb280186

<今年の実生苗> 上の実生四年目の苗から取れた種を蒔いたものです。Spb280074


Spb280075


これで月世界実生苗の世代交代サイクルが一巡しました。

月世界の苗はどれも同じ顔をしています。ということは普通に育てれば皆一級品の苗が育つということです。この点気楽ですが、逆に言えば瑠璃兜錦のような良い株を選抜する醍醐味は少なく、趣味家にとっては面白みに欠けます。どちらかといえば、生産農家に向いているサボテンという一面があります。

とはいっても、これからも毎年実生を続けたくなるようなサボテンでもあります。やはりその白く整った姿に人を引き付ける魅力が潜んでいるのでしょう。

 

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2017年12月 1日 (金)

袖ケ浦の台に接いだ黒牡丹

今日のブログは袖ケ浦の台に接ぎ木した黒牡丹について。

まずは昨年秋に逆さ接ぎした苗です。Spb280014
小さな苗に囲まれるように立ち上がっているのはもともと根の部分であったものの名残です。

次の二本は、”黒牡丹錦”の実生苗を今年の春に接いだもの。Spb280078Spb280112


残念ながら”錦”の名にふさわしい斑入りの部分は認められませんが、実生一年未満で開花に至っています。

比較のために昨年に実生してその後も実根で育てている黒牡丹の画像を下に掲げます。                  Pb280154

今のところ実根の苗は接ぎ木したものに比べ、はっきり言って貧相です。しかし、五年後、十年後にこれらの苗がどうなっているのか、知るすべもありません。なんとなく見かけの良否は逆転するようにも思えるのですが…。

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«寒さの訪れたこの時期、温室内で咲く花

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