2018年6月23日 (土)

恩塚ランポー玉の美

恩塚ランポー玉はその模様が多様であり、また稜数が3~5と変化に富んでいますので、実生苗を50株以上育てています。

その模様は普通のランポー玉に近い点々が目立つものから、粗い唐草模様に近いものまで様々ですが、個人的には荒い模様のものが美しいと感じます。多くの苗は平大鉢に多数の寄せ植えで育てていますが、気に入った模様を有する苗は少数の寄せ植えや単独苗でえこひいきしつつ育てています。

<三稜> 三稜の苗はひ弱なものが多く、この苗は袖ケ浦の台に載せて育てています。直径5cm程度に育ちました。                      Sp6200076

<四稜> 4本の苗を四角い鉢の四隅に配置して寄せ植えしています。面積効率の良い植え方ですが、白い鉢のせいか何かピシッと締まらない姿です。恩塚ランポー玉をこのような配置に植えるなら黒い鉢の方が良さそう。 Sp6200477

<五稜> ランポーの基本形です。やはりこの型のものが一番丈夫で、放っておいてもどんどん大きくなります。今年は特に受粉作業していないのに結実しました。油断している間にアリに大半を持ち去られてしまいました。Sp6200478

球体が純白に近いせいか太陽光には強そうで、実生三年以降は素ガラス下の無遮光で育てています。

ランポー玉は10年、20年を経て大株になると柱状に立ち上がってきますので、なるべく扁平に育つよう、陽光を十分に当て肥料、潅水を十分に与えるようにしています。

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2018年6月22日 (金)

ロフォフォラ属実生苗の子吹き

ロフォフォラ属の実生株を育てていて気付いたことがあります。烏羽玉、銀冠玉はいずれも成長とともに子を吹いてきますが、時として異常に多くの子を吹いてくる個体が出現することです。一方、翠冠玉(ディフューザ)はこの傾向が弱いようです。以下に挙げる例はいずれも実生三年目の苗です。

<烏羽玉>  同時期に発芽した30株の中からこの一本だけが異常に子を吹き続けています。主頭とどのように繋がっているのかとこちらが心配になるほどの勢いです。                         Sp6200319

球体下側のアレオーレから余すことなく順に子を吹いて、更にその子のアレオーレからも子を吹き始めています。主頭の大きさ3cm程度。専ら子吹きにエネルギーを費やしているためか、同じような大きさの他の株は開花していますが、この株は未開花です。

<銀冠玉> 同時期に実生した26株の中で、この三株だけ子を沢山吹いています。                 Sp6200561
主頭の大きさは2~2.5cm程度。もともと斑入り苗との触れ込みで種を蒔きましたがこれらの苗を含め斑入り株は出現しませんでした。その代りに子が沢山出てきました。これらの株も未開花です。

<翠冠玉> 翠冠玉の場合には少し様相が異なります。烏羽玉や銀冠玉のように子を沢山吹く特定の個体は出現しませんが、成長旺盛な時期にすべての個体がかなり頻繁に子を吹いてきます。                     Sp6200528

これらの苗は今年になって急に大きくなり始めましたが、それと同時に子をあちこちに吹き始めました。烏羽玉・銀冠玉のようにたくさんの子を吹くわけではありませんが、特定の個体に偏らず、どの個体も一様に子を吹いています。

うちの温室に、20年以上にわたり育てている烏羽玉と翠冠玉がいます。烏羽玉は未だに調子が良いと子を吹いてきますが、翠冠玉はもう10年以上子を吹いていません。

烏羽玉大株:左下に吹いた子が見えます。Sp1180586_2

翠冠玉大株:直径13cm、子を吹かずひたすら己自身の成長に邁進しているようです。                    Sp6200525


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2018年6月21日 (木)

斑入り苗の美しさ

同じ趣旨のブログ(銀冠玉錦瑠璃兜錦)をひと月前に掲載しましたが、季節が移ろいそれらのサボテンの美しさが増してきたように思います。

 

<銀冠玉錦> このブログによく登場する二株です。一つは袖ケ浦台、もう一つはキリンさんの台に載っています。いずれもこのところよく育っています。Sp6200112


Sp6200180

それぞれ趣は異なりますが、黄と緑のコントラストが美しい。

 

<瑠璃兜錦> 多くの株が接ぎ降ろしのためにカットして乾燥中ですが、この苗は見逃されて袖台に載っています。                   Sp6200094

所謂ハケ斑ではありませんが、全ての稜に斑が載っていてバランスの良い模様を呈しています。春から次つぎに蕾を上げてきていますが全て摘み取っています。成長優先です。

 

<レコンテ玉(フェロカクタス)> 斑なしの一群から偶然斑入りの苗が出てきました。本来刺をめでるフェロカクタスにおいて、斑などはいわゆる蛇足なのですが、この苗の場合、深紅の刺に対して、濃い緑の球体色、更に球体上に遠慮がちに入る黄色の斑模様が美しいコントラストを醸し出しています。             Sp6200379


<牡丹玉錦> わずかに葉緑素のある部分が残る主頭から全斑の子株が10個近く吹いています。                    Sp6200079
この斑の赤い色は、よくある緋牡丹錦にあるような深紅ではなく黄みを帯びた落ち着いたオレンジ系の色です。外して接ぎ木します。

 

<亀甲牡丹錦・竜角牡丹錦> 昨年秋に袖台に接いだものたちですが、気温が上がってきたこの時期、ようやく成長が目立つようになってきました。Sp6200179


Sp6200104

全体として陽によく当たっていますので褐色を呈していますが、このところ盛り上がってきた成長点付近は斑入り苗らしさが現れています。早ければこの秋に開花を見ることができるかもしれません。

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2018年6月20日 (水)

ランポー・ヘキラン大株の開花

もう三十年近く温室内に居座っているアストロフィツム属のランポー玉と碧瑠璃ランポー玉。一本残っている金鯱とともに温室の主です。

二和園さんで購入したころはいずれも指の爪ほどの大きさでしたが、現在碧瑠璃ランポー玉は高さ50cm、ランポー玉二株はいずれも高さ30cm超です。昨日の梅雨の晴れ間に、いずれも株も申し合わせたように開花していました。

<碧瑠璃ランポー玉>                  Sp6170037

Sp6170040
上半身は六稜、下半身は五稜の長~い球体です。ここ数年の成長を見るとまだまだ大きくなってゆきそうです。高さが倍の1mになっても温室内には収まりそうですが、植替えが難しくなりそうです。

<ランポー玉 二株>                   
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上の画像の株は七稜、下の画像の株は基本の五稜です。高さはいずれも30cm超ですが径は七稜の方がかなり太いです。

五稜の株の花は花弁の先が茶色で、この部分はチクチクと刺のような触覚があります。

これらランポー玉は碧瑠璃ランポー玉ほど成長旺盛ではありません。それでも年々少しずつ高さを増しています。まあこのぐらいの大きさでしたら刺がありませんのでしばらくの間は植え替えができそうです。

 

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2018年6月19日 (火)

マミラリア属「桜月」

私のブログではあまり登場しないマミラリア属のサボテン「桜月」です。

ネットオークションで入手した種を蒔いたのが2017年の1月。それから約1年半の姿です。生き残った3本の苗を寄せ植えしています。いずれも直径3cm程度です。            Sp6170088

いかにもマミラリアらしい可愛い姿です。それぞれの苗を拡大してみましょう。                  Sp6170091
Sp6170092Sp6170093


皆同じような顔をしていて区別がつきません。

ネットで検索するとピンク色の刺が球体を覆う画像が多く出てきます。桜月の名はここからきているのでしょう。

花は底赤のピンク。マミラリアらしく群生もするようです。

まだ幼苗の域にある桜月ですが、これからの変化が楽しみです。

 

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2018年6月18日 (月)

花座あるサボテンたち

サボテン趣味を始めたころ、メロカクタスのような花座を形成するサボテンは遠い世界のモノだと思っていました。近年、ネットで簡単にこれらサボテンの種を入手することができるようになり、かつての夢が手近なものになったような気がします。

 

実生してメロカクタスのサボテンに花座を形成させるためには最低4~5年を要すると思われますが、このように時間をかけてやっとみられる花座を載せたサボテンには一段と愛着がわくものです。

 

<メロカクタス・涼雲(バイエンシス)> このサボテンは2013年春にネットで購入したものです。当時の苗の画像ですが、実生してから2年ほど経過しているものと思われます。

 

Sdscn0563_12Sdscn0564_2
5本の苗がありました。極めて丈夫な性質を持ったサボテンで、拗れることなくどんどん大きくなり、2015年秋に花座を上げてきました。

 

現在の姿です。濃いオレンジ色の花座で温室内でもひときわ目立っています。五本のうち二本の苗は貰われて行きました。球体直径は10cmを超えています。

昨日は失礼しました。通信状態が正常に戻りましたので、以下昨日の続きを掲載します

Sp6170095Sp6170097
Sp6170096


種鞘をどんどん上げてきますが、もう不要となりましたので廃棄しています。

<メロカクタス 姫雲> 2013年に実生しましたので、5年経過しています。昨年から花座を上げてきました。                   Sp6170098
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姫の名に違わず、バイエンシスより球体は二回り小さく、また花座の色も薄いです。しかし花座の成長は早そうです。種鞘の色はバイエンシスが濃いピンクであるのに対し姫雲はごく薄いピンクです。

<コレオセファロケレウス・アウレウス> 基本的には柱サボテンですが、花座を形成します。2013年春にネットオークションで入手しました。20130326

この頃は直径3cm程度でフニャフニャした刺でしたが…Dscn5521
どんどん成長し扁平な球体とバリバリの刺が目立つようになりました。この頃が一つの見ごろだったのかもしれません。

3年前に花座ができ始めます。このサボテンの花座はメロカクタスのように美しい回転対称形とはならず、球体の一つの側に溶けたプラスチックのようにデレッと垂れ下がるように形成されてゆきます。                    Sp6170100


Sp6170046


Sp6170048

鉢を回してもこの性質は頑固で、どんどん形が崩れてゆきます。こんな性質のサボテンなのだと納得するよりありません。

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2018年6月17日 (日)

初めての接ぎ降ろし作業(2) 根出しのセットアップ

4日前の6月13日にカットした接ぎ木苗たち。切断面にベンレートとオキシベロンを塗布して、温室通路に放置し乾燥をはかりました。

 

梅雨のこの時期、切断面にカビが発生するかが気がかりな点でしたが、幸い杞憂に終わったようです。                P6170007P6170008
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切断面は水平にカットしたままでしたが乾燥により凹凸が生じてきました。P6170009


P6170010


P6170012

隋の部分と周辺部が凸の状態になっています。明日にも根が出てきそうな雰囲気です。

 

このまま天地逆の姿勢ですと、根が出てきたときにその身のやり場に困る?かも知れないので穂を上、台を下にして発根を待つことにします。

 

空鉢に苗を天地方向を正しく置いて発根を待ちます。P6170013


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P6170056

子を吹いている黒王丸は致し方ないので横置きのまま発根を待つことにしました。                    P6170017

この状態で温室内通路・棚下に静置しておきます。7月は3週間ほど海外旅行で留守にします。7月末に帰国した際にもう根が出ているでしょうか。

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2018年6月16日 (土)

瑠璃兜錦実生11カ月

ひと月前のブログで「瑠璃兜錦実生10カ月」を書きました。それから一月経ちました。今日のブログのお題は「瑠璃兜錦実生11カ月」です。このひと月でどれだけ成長を果たしたでしょうか。

またまた全員の集合写真集。団塊世代の中学校の卒業写真のようです。ちなみに私の卒業した横浜市立保土ヶ谷中学校は当時一学年500人以上おりました。この瑠璃兜錦も500本以上ありそうですね

 Sp6150011


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成長期の血気盛んな生徒たち、この一カ月でずいぶんと大きくなったものが多いです。皆一癖も二癖もありそうな個性豊かな連中です。中にはひねくれて小さなままのやつもいますが。

将来これらの中から総理大臣とは言いませんが、社長さんや大学の先生のような立派人たちが育ってくれるでしょうか。

 

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2018年6月15日 (金)

新天地錦の種を収穫

4月29日のブログでご紹介した新天地錦の斑の部分に咲いた花が結実し、その種鞘が色づいてきました。                      Sp6150414


Sp6150541

また、斑の部分に咲いた花ではありませんが、斑入りの新天地錦に咲いた花に上の結実した花の花粉を受粉させたものも結実し、その赤い実が熟して来ました。こちらの親株は新天地錦といっても”小錦”です。                         Sp6150411


Sp6150540

アケビの実のように爆ぜています。

今日これらの実を収穫し、種を採りました。

鞘の中身を水道の流水で茶漉し器の中に流し落とし、洗剤でぬめりを洗い落として乾燥しました。                         Sp6150001

大変微細な粒の種ですが、それぞれ500粒以上収穫できたようです。

どちらからどれだけの斑入り苗が出て来るか、そしてその斑の入り方はどうか。自身の好奇心を満たすため、また細かで大変な作業が待ち受けています。

 

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2018年6月14日 (木)

ペンタカンサ古株胴切りによる再生

ギムノカリキウム属のペンタカンサ(聖王丸)、購入して30年近く経ち外見の劣化が目立ってきましたので、この冬思い切って胴切りしました。

胴切り直後と最近の画像とを比較して、胴切りの効果を検証してみます。

全部で4株あります。

 

(苗1)

胴切り直後                     1a
最近                           1b

コメント:上半身は良くなったが下半身が前のまま。50点

 

(苗2)

胴切り直後                      2a

最近
2b
コメント:生きながらえているだけ。全然ダメ。10点

 

(苗3)

胴切り直後                   3a

最近                          3b
コメント:花も咲きうまく行った。100点

                                                              (苗4)

胴切り直後                     4a

最近
4b
コメント:これもうまく行った。100点

ちなみに胴切りの切断面にはベンレートを塗布し、通常用土上に1cmの厚さで芝目土を敷いた鉢の上に置いて発根を待ちました。空中に置いて発根を待ち、その後定植することはしていません。結果にばらつきが出たのはそのためかも知れません。

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